浜益川サケ釣獲調査参加報告 壮絶・・・地獄絵巻 ギャング横行 |
しばらく、仕事に追われて釣りどころではなかったのですが、
「浜益川サケ釣獲調査」に参加申請をしていたので、ストレス発散しに行ってくるかぁ!
ということに。
本当に久々の釣りだったので、勿論興奮はしていたのですが、
如何せん、川でサケを釣る、ということ自体に戸惑いもあり。
事前情報では、サケは当然の如く「ブナ」が濃いものがほとんどで、中には銀系も混じっているということを聞いていました。
シングルフック使用が義務付けられており、ミノーについてはテールフックのみという条件。
今回は、海で使っている小さめのスプーンと、ミノーを数本のみワレットに詰め、川へ向かいました。
第2駐車場から入釣し、いよいよ川へ降りる・・・
そこには、悲惨な光景が展開されていました。
ギャング針を用いての「引っ掛け」釣り、オスとわかって捨てられたサケが哀れな姿で散乱している。
散乱間際の瀬に付いたサケを、タモですくうおじさんなど、世にも恐ろしい光景が飛び込んできました。
定期的に釣り場にやってくる「監視員」に見つかってしまった違反者は、即座に退場処分にされているものの、健全なルアーマン、フライマンの数は圧倒的に少なかった・・・
河原には、捨てられたサケが放つ異臭と、ゴミの山。
地獄絵巻そのものでした。
久々の釣りなのに、一気にテンションダウンした我々・・・
でも、せっかく来たのだから、楽しもうよ!
ということに。
サケはルアーを追い、ボディアタックで威嚇してくる。
結局、3人で20本くらいをヒットさせたのですが、口を使ったサケは2本のみ。
全てスレ掛かりでした。
僕のルアーを見た「ギャング」のおじさんに、
「そんな仕掛けではダメだ 鉛が付いていて、でかい3本針をつけないとダメだ!」
と、説教までされる・・・
隣の人には「〇〇スペシャルっていうんだ」
といい、鉛の先に3,40センチのタコ糸をつけ、その先にデカイ針が付いた仕掛けを渡され、
「これはつれるよ!」
と。
結局、その方は監視員に見つかって、即退場処分に。
はっきり言って、浜益川の企画自体、失敗ではないでしょうか?
密漁者に釣らせるためだけの内容になっているような気がしました。
そう感じている方々は、少なくないと思いますよ。
参加している釣り人の、9割は違反者だということ、オスは捨てて、メスだけキャッチしていること、一人5本までの制限がありますが、あってないようなルールです。
最後に軽量するわけですが、そのデータがどのように有効利用するのかわかりませんが、
全く実態のない、データになるでしょう。
ちなみに、僕が釣ったサケは、「シュマリ ミディアムディープ」で、もう1本は工藤さんの「ルアーマン シェル」でした。
追い、アタックはガンガンあるので、ほとんどが「スレ」掛かりです。
しっかり口を使ったサケだけは、しっかり画像に収めてきました(笑